JAXAとJAMSTEC
みなさんこのJAXAとJAMSTEC、
特にJAXAの方はよくご存知だと思います。
そう、独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 のことです。
つい先日、小型ロケットのイプシロン打ち上げ成功で
連日のように耳にするようになりましたね。
またNASAにも宇宙飛行士を送り出しているので
アメリカあるいはロシアの宇宙事業で日本人が係る時にも
よく耳にします。
しかしJAMSTECの方はなじみが薄いかもしれません。
これは似ていないようで似ている団体です。
JAXAが宇宙に関する機構に対してJAMSTECは海、
特に深海に関する機構です。
JAXA=ロケット
JAMSTEC=しんかい6500など(潜水艇)
って言うと、なるほど!ってなるかもしれません。
JAXAについて
JAXAは2003年10月に
・宇宙科学研究所(ISAS)
・航空宇宙技術研究所(NAL)
・宇宙開発事業団(NASDA)
が統合され、宇宙航空分野の基礎研究から応用にかんして
一貫して行うことのできる機構。
それが、独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 JAXA(ジャクサ)です。
ISAS、NALはなじみが薄いかもしれませんが昔はよくアメリカのNASAに対して
日本のNASDAってパクリみたいな感じですが、
よく報道では耳にしたかと思います。
それが今ではJAXAになりました。
JAMSTECについて
JAMSTECは独立行政法人海洋研究開発機構で
ジャムステック
って言います。
JAXAの宇宙に対してJAMSTECは海洋に関する基盤的研究開発、海洋に関する学術研究に関する協力等の業務を総合的に行う機関です。
2004年4月に海洋科学技術センターから、独立行政法人となりました。
すごくなじみが薄いですが、昔であれば海底2000mまで潜れる『しんかい2000』
今は技術が発達し今は『しんかい6500』です。
宇宙って明らかになってない謎が多いのですが、すごく身近なという意味では海の方が
身近ですが、その奥深くって言うのは実は宇宙と同じくらい謎に包まれた部分がおおく、
研究の余地は宇宙と同じくらいあると思われます。
『しんかい6500』以外では地球深部探査船の「ちきゅう」、
世界最高の掘削能力(海底下7,000m)を持ちますがこの名前は聞いたことあるかと思います。
2013年になって、愛知、三重県沖でメタンハイドレートを回収しましたよね?
海の底からさらに数千m掘削できるので地球や生物誕生の秘密を解き明かすことにも期待されています。
ちなみにJAXAって宇宙飛行士の訓練施設ってあると思いますが
JAMSTECも潜水士の訓練施設があります。
JAMSTECは見学に行ったことあるんですけど、訓練用のプールではたまに
たしか海上保安庁だったと思いますが、そのプールで訓練受けるんだって。